5月29日、エコ・リーグ(全国青年環境連盟)主催のエコ情報交流会が行われた。エコ情報交流会は、「環境活動を始めたい」「さらに活動の幅を広げたい」という人のための、環境情報発信・交流イベントだ。当日は雨の中、1・2年生を中心に大学生約150名が参加した。
主催するのは環境NGOのエコ・リーグ(全国青年環境連盟)。全国の環境系サークルが加入するネットワークだ。関東だけではなく、関西や東北にも事業部があり、「ギャザリング」という情報交換を行う合宿や、環境就職のサポートも行う。
午前中はセミナー形式の分科会、午後は「NPO・NGO」「インカレ団体(=大学間をまたいだ団体)」「企業の青年向け環境活動事業」など、多数の団体やプロジェクトがブース出展を行った。
午前中の最初のセミナーでは「これからの学生生活の過ごし方/環境活動について聞こう!」というテーマで座談会が行われた。既に環境活動を行っている先輩たちに活動を始めたきっかけや活動を通して得たことを聞き、気軽に話してもらおう、という趣旨だ。
徳留裕里さん(東洋大学2年アカシアの木所属)は参加者に「アカシアの木やエコリーグに参加して、自分のことを認めてもらえる場所があると実感できた。だから、悩むだけで立ち止まるよりもまずは一歩踏み出して経験してほしい。失敗も糧になるし、経験でしか得られないことがある。」と熱い想いを語った。
この後にも、交流ワークショップや、環境サークルやNPO、企業によるブース出展が行われ、会場は熱気に包まれた。
【参加者の声】
-1年生の声-
「色々な大学の人と話ができて、環境活動に対するモチベーションがあがりました。」(女子美術大学1年にこぷん所属 小川みなみさん)
「参加してみて楽しかった。他大学の人と交流ができたので、またこういった機会があったら参加したいです。」(女子美術大学1年にこぷん所属 井上果奈さん)
-2年生の声-
「自分と同じような悩みを持った人と話すことができ、複数かけもちしている活動に対して、どの活動のどういうスタンスで臨むかを学べました。」(日本大学2年 Neco、くれぱす所属 島方理恵さん)
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