6月5日は世界環境デー。代々木公園ではエコライフ・フェアが開催され、企業やNPOなどによる、楽しみながら環境教育を学べる様々なブースが並んだ。

ファミリーマートのブースでは耕作放棄地の解消をテーマにしたクイズや、昔ながらの農具が展示されていた。

 

耕作放棄地とは、高齢化や担い手不足のために耕作できなくなった畑のことだ。放っておくと農地として再生することが難しくなったり、周囲の畑に病害虫などの被害を与えたりといった問題がある。
そんな耕作放棄地の面積率が全国で二番目に大きい山梨県で、ファミリーマートの甲府営業所を中心とした社員の有志一同が、菜の花や地大豆を作ることで荒れた畑の再生を手伝っている。
ブースの来場者には山梨の大豆の栽培キットがプレゼントされ、紙で作られたポットに子供たちが絵を書くスペースも設けられていた。

会場には他にも自転車発電によって動くメリーゴーランドなど、子供から大人まで楽しくライフスタイルを見つめなおすことのできるきっかけがたくさんあった。

■エコライフ・フェア2011 http://www.ecolifefair.go.jp/