ダイキン工業は、体感型ショールーム「フーハ東京」(東京・新宿)で、7月21日から8月26日までの土日に、小学生を対象にした夏休み特別企画「『目指せ!空気博士』体験学習イベント」を開催する。目玉は、実際にエアコン本体を自分の手で「分解」しながら、熱交換器やフィルター、ファンなどの内部構造や、エアコンの冷える仕組みを学べる体験学習だ。

フーハ東京の「気付きゾーン」。小学生から大人まで、楽しみながら「湿度の不思議」「冷暖房のしくみ」「きれいな空気」を学ぶことができる

同社は、節電ニーズが高まる中、子どもたちにも節電の大切さやエアコンの節電方法を学んで実践してもらうことを目的として、本イベントを企画したという。分解作業には、同社のショールームのスタッフのほか、営業部の社員などが付き添うので、詳しい説明も聞くことができる。

さらに、授業形式で簡単な節電術を学んだ上で、白衣を着て研究者の気分になり、ショールーム内で節電術を実際に試すこともできる。

本イベントは、同社ホームページにあるエアコンや空気について学べる子ども向け学習ページ「空気の学校」内のコンテンツと連動しているため、家庭で予習復習もできる。ダイキン工業は、「空調専門メーカーならではの学習ツールを通じて、大人だけでなく、子どもにも日常生活での節電や省エネの大切さに気付いてもらう機会にしたい」としている。

対象は小学生以上の子どもと保護者で、各回定員は12人(子どもの人数)。参加費は無料で、同社ホームページで予約を受け付けている。(オルタナ編集部=吉田広子)