第4回目を迎える今回はHIV陽性者/義足の芸術家/引きこもり・薬物回復者/元ホームレス/専業主夫/ゴスロリ/LGBT/元アルコール依存症/難民/全盲の教師/全身型脱毛症/難聴/顔にあざ/うつ病/軽度知的障害芸術家..など多くの人々が「本」として陳列。「読者」として約140人が参加した。
ヒューマンライブラリーの紹介動画
「視覚障がいをもつ『本』が語った『晴眼者は、暗くなったら電気をつけないと何もできないって不便そう』という言葉に気づかされた」と読者の一人は言う。
「平らな視点で物事を見るのは、難しい。それぞれがみえる世界をシェアしていける環境ってとても素敵。そこにしかない幸せの感じ方ってあると思うから」
別会場では「本」数人によるトークショーも開催された。その中ででてきた「マジョリティになる薬があったら飲むか?」という質問に対し、全対談者が「飲まない」と回答したことが印象的であった。