ハバタクの和僑プロジェクトには3人の主役が登場する。経済発展とそこから生まれる社会課題を経験した日本のミドル・シニア 、自分に何ができるかわからないけど何か行動を起こしたいモヤモヤした日本の若者、そして新興国の起業家だ。

共に社会変革に取り組むベトナム人起業家と

年10%以上の経済成長を続ける東南アジアをはじめとした新興国では、発展が最優先で日本が過去に経験した公害や環境汚染、雇用機会や所得の格差が深刻だ 。その社会問題を解決しようと願う各国の起業家やイノベーターには知識や資金が足りない。

そこでハバタクは、新興国の起業家たちに経験豊富な日本のミドル・シニアがアドバイザーとしてノウハウを提供し、時間と体力が有り余る日本の若者が現地に飛び込み活動に参加する仕組みを企画し、事業を成功させる為に3者の橋渡しを行う。

活動を続ける為の資金はクラウドファンディングやミドル・シニアからのプロジェクト参加費で賄う予定だ。例えば、あるプロジェクトでは、ベトナム人企業家と共にクリーンな練炭の開発・普及に取り組んでいる。中級以下の家庭で日常的に使われている練炭は燃焼効率が悪く、燃焼時に出る煙が人体に悪影響をおよぼしているからだ。

活動を支援する事で「生存力」と「共創力」が得られる

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