子ども顔負けに遊ぶアーティスト集団「カラフルラブ」は、「日常にもっと遊びを!」をテーマに遊びを通して社会を変えることに挑戦しています。



ガラスに描ける不思議なチョークでウインドーガラスにアートを描いて遊び、その様子に興味をもって足をとめた人たちにもチョークを手渡して、一緒に絵を描いて遊ぶ参加型の活動です。

これまでNPOや、ボランティア活動をしてきた中で、意識が高い人たちしか集まらない状況を目の当たりにして、ほんとに社会を変えるなら無関心層にもアプローチする必要があると感じました。人が普段から選択する判断基準として圧倒的に占めるのが「ワクワク」や「楽しい」という感情だと思います。

そのシンプルで自然な感情を通して、遊ぶだけで社会を変えられるのではないかと思い立ち活動を始めました。今回、READY FOR?で支援者を募っている「こどもとおとなの日」プロジェクトでは、子どもや大人、また障がい者のようなマイノリティーな人たちも一緒になってワクワク楽しく遊べる場になります。

遊びで社会を変えられます。遊びこそが社会を変える原動力だと考えています。

実際に僕たちが遊びだすと人が集まり、多くの方が一緒に遊んでくれます。子どもから高齢者、障がいをもつ方など、多様な人たちが遊びながら自然と一緒に繋がることの意義を、活動を通して再確認し、遊びで社会を変えられるのだと実感しています。参加メンバーからも「とにかく私自身楽しんで生きたいとおもいました」という声をもらいました。

僕たちにはつくりたい未来があります。

障がい者施設で活動しているのは、子どもと障がい者が一緒に遊ぶことで互いが理解できると信じているからです。

商店街で活動しているのは、地域の人を繋ぐことで、地域経済の向上による雇用を創造できると信じているからです。

アーティストと一緒に活動しているのは、アートが創造性を育み、その過程で素晴らしいアイデアが生まれ、新しい産業をつくると信じているからです。あなたが必要だ。あなたにもっと生きてほしい。と心の底から望み、それを伝えていく人が増えるような社会を遊びながらつくっていきます。(寄稿・カラフルラブ代表笠井成樹)


カラフルラブがREADYFOR?で掲載中のプロジェクト

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