昨年はソー活により出会えた12人中2人に内定を出した。「今の学生は、製造業や中小企業には関心が低いと思い込んでいた。実際に会ってみると、ものづくりに興味があり、ベンチャー思考の高い学生が多くいることを知った」と渡邉代表。

会う前に、フェイスブックでコミュニケーションが取れるので、ミスマッチも防げるという。「社員数30人弱のうちの規模では、ミスマッチは一番痛い。理論武装した面接の場ではなく、事前にいつでもフェイスブックで連絡し合えるので、より深くまで聞くことができる」。

「採用に縁がなかった学生ともフェイスブックでつながっているので、その後もお互いの活動を知ることができる。誕生日や恋が実ったときにはメッセージも送れる」と、笑顔で話す横顔はまるで学生のようだ。(オルタナS副編集長=池田真隆)


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