慶應義塾大学大学院理工学研究科修士2年の島田悠司です。ボランティア登録者数が9910名、ボランティア参加者数が延べ12225名(2/10現在)と、学生で復興支援を行う日本最大の団体Youth for 3.11代表をしています。

Youth for 3.11の特徴は、最小限の準備で参加できるハードルの下がったボランティアプログラムを学生に提供しています。交通手段、宿泊施設、必要な物品(テントや寝袋等)の無料貸出を行い、事前研修から活動、リフレクションをすべて含めて0円から参加できる、低料金のプログラムを実現しました。発足以来、和歌山、京都、九州の水害にも派遣を行い、将来の災害にも備えています。

震災の風化を防ぐこと、復興支援に関心を持つ学生を増やすことを目的に、東日本大震災とボランティアの写真展「みちのくphoto caravan」を開催。関東、関西、九州、海外ではフランスやアメリカ、オーストラリア等50箇所以上で展示を行いました。

Youth for 3.11(NPO法人申請中):http://youthfor311.com/
みちのく caravan:http://michinoku-photo-caravan.jimdo.com/



学生を東北へ

震災から2年近くが経ち、やはり世間の関心が下がっているのは事実です。ただ、風化が進むという裏には被災地のために「何かしたい」学生は今でも多く、ただ関わり方がわからないと足踏みしているのを感じます。

震災直後と比較すると切迫したニーズではないにしても、継続的にボランティアは必要とされています。ニーズがハード面からソフト面に変化したり細分化している所に、そういった学生の力をうまく繋いでいくことが重要だと思っています。

ボランティアは支援が一番の目的ですが、一方通行な支援の想いだけでは活動は続きません。活動を通じて支援しながら東北にある素晴らしい恵み(美味しい食べ物や人のつながり)をいただく、双方向の活動としてボランティアの文化がより根付いていけばと思います。

【連絡先】
FB:http://www.facebook.com/yuji.shimada1988
twitter:https://twitter.com/caramel__boy



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