みなさんは、普段飲んでいるお茶のことをどれだけ気にかけていますか?

東京目黒にある第三世界ショップでは、あさ市を定期的に開催しています。このあさ市では、日本各地でこだわりのストーリーを持つ、食べる人、つくる人、地域と地球の健康に配慮した食べものをお届けしています。このあさ市を企画しているのは、インターンの大学生です。(早稲田大学高野ゼミ支局=吉岡 遥菜・早稲田大学文化構想学部3年)

こだわりの商品が並べられるあさ市

こだわりの商品が並べられるあさ市

私たちは日本の各地で心を込めて作られた食べ物を東京から発信し、東京と田舎の架け橋になろうと活動しています。

6月27日に開催するあさ市は、「茶」にスポットライトを当てて開催します。周りをふと見渡してみると、ペットボトルのお茶を飲む人がちらほら。町のいたるところで自動販売機が光っているのを見かけます。

「なぜ、自分の家からお茶を入れてこないのだろう。ペットボトルよりも安いし、ゴミにならないのに…。たくさんの人にお茶を持ち歩くという選択肢を知ってほしい」――そんな思いで今回のあさ市を開催いたします。

お茶ができるまでの様々な工程や豆知識、美味しいお茶の淹れ方、お茶に対する生産者のこだわりをご紹介します。ペットボトルのお茶を簡単にボタン一つで買える時代ですが、そのお茶に込められたストーリーを語れるような自分のお気に入りのお茶を持ち歩くことで、環境にもお財布にも優しく、生活にこだわりが生まれるだろうと思いこの企画を立てました。
 
山口県宇部市にある楠クリーン村は、耕作放棄されたお茶園を再生し、農業経験も地縁もない若者たちが地域の人とコミュニケーションを取り試行錯誤を繰り返しながらお茶をつくっています。若者が心を込めて土から作った、採れたての新茶を販売いたします。また、第3世界ショップで取り扱っているフェアトレードの紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶などもご紹介します。

日々の日常の中で、何を選択し消費するのか?スーパーでは買うことのできないような商品を多数取り揃えています。多くの人に新しい選択肢を知ってほしいという思いで、開催します。ぜひ6月27日は「目黒の小さなあさ市」に行ってみてはいかがでしょうか?

◆目黒の小さなあさ市
日時:2015年6月27日(土)11:00~なくなり次第終了
場所:第3世界ショップ 
最寄り駅:恵比寿東口・目黒駅 徒歩10分
http://www.p-alt.co.jp/asante
担当:吉岡遥菜(早稲田大学3年)

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