同企画を考案したのは、クラーク記念国際高等学校横浜青葉キャンパスの2年生6人。同校は、全国の中学生・高校生を対象に、1年間を掛けて実在の企業や人物を題材に経営力や人間力など「生きる力」を学ぶクエストエデュケーションプログラムを導入している。
同プログラムの集大成として、生徒たちが学んだことを発表する「クエストカップ2013全国大会」が23日、法政大学(東京・市ヶ谷)で開催された。当日は、1000件を超える応募の中から、審査で勝ち進んだ51チームが発表した。
発表テーマは3種類ある。企業からのお題に答える「企業プレゼンテーション」部門、日本経済新聞のコラム「私の履歴書」を題材に、先人たちの生き様に迫り、演出する「人物ドキュメンタリー」部門、自分の過去と未来を執筆する「自分史」部門である。
「企業プレゼンテーション」部門でお題を提案したのは、クレディセゾン、スカパーJSAT、大和ハウス、テーブルマーク、日本経済新聞、日本コカ・コーラの6社。同校は、日本コカ・コーラが提案した、「コカ・コーラ自販機を活用して、社会的課題を解決せよ」というお題に対して発表した。日本コカ・コーラのお題には7校が発表したが、同校が最も高く評価され企業賞を受賞した。
■デジタルではなく、あえてアナログに