お客から、遺伝子組み換え大豆に使用するレシチンの危険性を心配する手紙が届いたのがきっかけである。その後、「People want to know campaign」(消費者の知る権利のキャンペーン)を発足した。
2007年春には、農家経営者、消費者、健康、自然食料品製造者に理事を迎えた。現在では、飲料品、ベビーフード、スパイス、乳製品、肉、魚、卵、ペットフード、キッチン用品まで幅広い会員が属している。ウエッブサイトには、スマートフォンのアプリで、遺伝子組み換えではない食品のショピッングリストもついている。
展示会には、アマゾンの森林を守る非営利団体レインフォーレストアライアンス、ローフードのスナックバー、フェアトレードのチョコレート、オーガニック・ハーブ石鹸など、自然健康食品に関するものはすべてこの展示会に集結している。健康に関するレクチャーも受ける事ができる。また、カナダ、日本、イスラエル、インドなどからの企業も出展していた。
今回私は、消費者として展示会をリポートした。アメリカの食料品はすべての原料を明記しなくてもいい事になっている。その為、人体に不必要な薬品の入っている商品を選んでしまう事がある。地球上に有毒物質を生産しないで、環境に配慮した食生活ができる食品を選ぶ事の重要さを再確認した。(オルタナSロサンゼルス支局特派員=森本洋子)
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