「情報を一早く入手した者が有利になっていることは事実。スマートフォンを使用することで、エントリーシートや課題のチェック、スケジュール管理などをどこでもできる」と、伊澤氏。

当日は、最新のIT機器を使用してのワークショップも行われた。使用された機種は、NTTドコモから発売されている「GALAXY Note II」。ワークショップでは、伊澤氏から情報収集時におけるアドバイスが行われた。

業界の流れを読むためにも、新聞やネットなどで情報収集をする際には、当事者意識を持つことを心がけてほしいという。「就活生でもあるが、将来のビジネスパーソンでもある。新聞に記載されている企業の経営者だと思って、情報を読み、背景を探ってほしい」。

就活生を苦しめる不採用通知が来たときの対処としては、逃げずに向き合うことが一番と話す。「不採用通知が来ても、現実逃避しないで、原因を探ること。不採用は欠点があるから来た訳ではなく、企業との相性の問題でもある。内定を獲得できた人に共通しているのは、自分と向き合ってきたこと」と伊澤氏。

自分と向き合うオススメな方法は、「良き就活仲間」をつくることだという。「仲間と話すことで、知らなかった自分の一面を知ることができるし、モチベーションにもつながる。いきなり一人で悩まずに、仲間とタッグを組み就活を乗り越えてほしい」とエールを送った。(オルタナS副編集長=池田真隆)

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