ザ・ボディショップは、1976年に英国女性アニータ・ロディックが「企業は世界をよくする力がある」という考えのもと設立した化粧品専門店です。

ブランドミッションは「日々、人々の生活に良い影響をもたらすこと」。現在では、ナチュラルでエシカルなビューティブランドとして、世界66カ国に、2,600以上の店舗を展開しています。

ザ・ボディショップにとってエシカルビジネスとは、私たちが生かされている全てのもの、地球、動物、人々に配慮し、思いやりをもつこと、「思いやりのビジネス」だと考えています。

私たちはこのようなエシカルな行動をバリューズ(価値観)と呼び、常にザ・ボディショップの行動の中心、指針にしています。

たとえば、動物実験を一切せず、独自のフェアトレード・プログラムによって良質な原料を調達、お客さまのみならず原料生産者、コミュニティーにも利益をもたらす効果的で使い心地の良い製品づくりを行います。

情熱を持って様々な啓発キャンペーンに取り組むなど、エシカルに行動する理念は、製品と同じくらい幅広いお客さまから支持を得ており、他にはない大きな特徴の一つだと思っています。

一方で、生態学的に持続可能なビジネスを果敢に行うには、私たちの製品を人々に選んでもらわなければなりません。デメリットがあるとしたら、たとえば化粧品においてエシカルな製品とそうでない製品の見分けが一見つかないということです。

しかし、エシカルな消費行動もライフスタイルの選択肢だと思います。正しいと思うものを支持するという選択をする。

アニータ・ロディックは、「私たちは地球を未来の子どもたちから借りているだけ」と言っていました。私たちには未来、将来に対する責任があります。地球資源を未来に残せるよう、本業であるエシカルビジネス、思いやりのビジネスを通して、社会と環境の変革を提言し、お客さまと一緒に行動を続けていきます。(寄稿・ザ・ボディショップ広報室 橋本実佳)

ザ・ボディショップ

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