旅行する理由は人それぞれある。総じて、「非日常」を求めに旅立つだろう。注目すべきは、その「非日常」が変わってきている点だ。一昔前では、「贅沢」や「豪華」などがあてはまっていたが、今の若者たちはどう捉えているのだろうか。

世界一周をした若者5人組から構成される任意団体サーカス代表の成瀬勇輝さん(24)は、「旅に求めるものは、日常との乖離。自分の中に多様性の視点を入れたい」と話す。成瀬さんは早稲田大学を休学し、2011年8月から1年間かけて30カ国を旅してきた。(オルタナ副編集長=池田真隆)

サーカスの成瀬代表

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