同イベントの目的は、「応援する側」と「応援される側」を繋げることである。外へと発信することで、多くの人に知ってもらうというだけでなく、いつもとは違った視点から意見を聞くことができる。それは、活動を継続していく上でとても貴重な機会と言えるだろう。
また、応援する側にとっても、プレゼンを聞いたことで初めて認識する社会問題や、以前から気になっていた問題に実際に取り組んでいる活動団体と出逢い、より知識を深めることができる。
プレゼンを聞いている参加者からは、「沢山の刺激を貰いました」「活動に参加して、自分も社会貢献していきたい」という声も寄せられている。「地道ではありますが、参加者に確かな「メッセージ」が届いていると感じています」と、酒井さんは語る。
毎月テーマを決めて運営しており、非営利団体のためのマーケティング手法、ソーシャルメディアの活用方法、PR手法やクラウドファンディングなど、活動するために必要なテーマをサイクルとして取り組み、すぐに実践できるようアレンジしているという。
またそれ以外の取り組みとしては、プレゼンを聞いた参加者が、実際に「応援したい」と思った活動に、参加費の一部(500円)を寄付するという試みをした回もあったそうだ。
■グッドアクション・サミットの開催