「将来のことを考えて結婚式は諦めよう」このご時世、そう考えている方も多いのではないでしょうか。最近では2組に1組の夫婦は結婚式を行わない、いわゆる「なし婚」であるとも言われています。

みんなのウェディングの調査によると、結婚式を挙げない最も大きな理由は経済事情(20%)。それもそのはず、日本の挙式・披露宴等の総額平均は343・8万円(リクルートブライダル総研2012調べ)で、「なし婚」が増える一方で挙式にかける金額平均は6年間で約41万円も増加しています。ハネムーンや新居のことも考えると300万円ものお金を準備するのはそう簡単なことではありませんよね。

では、金銭的に厳しい人でも、結婚式を挙げる夢を叶えるにはどうしたらいいでしょうか。

①オフシーズン
→人気の春・秋を避け、真夏や真冬、年末年始を選ぶ。実は梅雨にあたる6月も狙い時!

②仏滅
→六輝ではお日柄が良くないといわれる日。しかし宗教によっては気にしない人も多い。

③曜日、時間
→平日・連休の中日もねらい目。また夕方から開始のナイトウェディングも遠方からのゲストがいない人にはオススメ。

④1~3ヵ月以内で
式を急ぐ場合は、式場側も空き日を埋められるメリットがあるため、割引されることも多い。

⑤「スマ婚」
16.8万円で挙式が行うことができる。スマ婚では結婚式以前に16.8万円を払えば、残りの金額の支払いは結婚式後に清算ができるため、残りの支払い分はご祝儀で賄うことが可能。クオリティは高くなくてもいいからとにかく安く結婚式をあげたいカップルにはうれしいシステム。

このように妥協できるポイントを探せば、結婚式を諦めずに夢を叶えることができるかもしれません。人生の大きなイベントである、結婚。これまでお世話になった人に感謝の気持ちを伝える場として、けじめの場として、家族が出来たら結婚式をあげてみてはいかがでしょうか。(オルタナS企画局長=板里彩乃)