JICAボランティア事業の一環として、世界中の国で活動する青年海外協力隊。彼らは開発途上国の公的機関などに所属し、指導・助言・調査を通じて、開発途上国の人材育成を図り、国の発展に協力する。日本が持つ技術や経験を伝え、役立ててもらうことに大きな意義があり、それは開発途上国との友好及び相互理解にもつながる。開発途上国政府からの信頼は厚く、これまでに約30000人の隊員が派遣されている。
生活環境が厳しく、精神的なストレスが強い開発途上国において、彼らはどんな想いで日々を過ごしているのだろうか。ニカラグアで活動する、楊殿閣(やなぎ でんか)さんに話を聞いた。(聞き手・オルタナS特派員=清谷啓仁)