「情報格差を埋め、平等な機会を持てる世界にしたい」と、高濱さんは言う。情報化社会が進むなかで、それを懸念する人もいるが、「目隠しをして一つしか選べないという環境ではなく、きちんと選択肢がある上で、自らが選択できる権利を持てる社会であって欲しい」と語った。

現在はワードやエクセル、DVD教育などで使用されているパソコンだが、今後ネット回線が整備されたときには、寄贈したパソコンが100%生かせる状態であって欲しいという。

今後は、今まで以上に現地のニーズを把握して活動していきたいと言う高濱さんは、「今回の企画では、是非個人の方にワンアクションを起こして欲しい」と呼びかけている。パソコンはノートパソコンのみを受け付けており、7月31日必着である。

8月には高濱さんも現地へと赴く。10月ごろには、寄付してくれた方を集めて都内で報告会を行いたいという。遠方で参加できない方には、実際に使っている様子や写真を送る予定である。

使用しなくなったパソコンが、部屋のどこかで眠ってはいないだろうか。それを寄付することで、途上国の子どもたちの教育に使われるのだ。それは、子どもたちの将来を変えるものでもあり、誰かが夢を抱く機会となるかもしれない。今後使うことのないパソコンを手放し、一人でも多くの笑顔へと繋げてほしい。私も1台寄贈することにし、それが今後子どもたちの元で使われることが、とても楽しみである。

特別企画に関する詳細は、こちら

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