ちょうど10回目の開催となった7月8日は、ゲストスピーカーに大阪在住の建築家 遠藤秀平氏が招かれた。海外でも評価が高く、日本を代表する建築家の一人である同氏。

この日はリラックスした様子で「気楽に話す場だと聞き、発表データは作りこんでいない」と断りつつ、四半世紀に及ぶキャリアの振り返りから話し始めた。モダニズム、ポスト・モダンといった近代建築の流れに対し、氏の作品を自ら「パラモダン」と名付けた意図や、具体的な作品事例を映像や写真を交えて紹介。

熱心に耳を傾ける参加者たちに、1時間程かけて建築家の役割や思いをじっくりと語った。質疑応答では「海外と国内の仕事はどちらが好きか」「海外の契約形態は」といった質問に気軽に応じ、終了後は参加者有志で食事に行き懇親を深めた。

会場はスピーカーと参加者の距離も近い

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