9日、ファミリーマートが山梨県甲府市で行う「ファミまめプロジェクト」に参加した。このプロジェクトは、山梨県が推進する「やまなし企業の農園」に賛同し、甲府市帯那地域で社員による耕作放棄地の再生活動を行うもの。農村への地域貢献と、社員の福利厚生につなげるねらいだ。
当日は、地元の「じゃがいも収穫祭」もあり、地域の方々と交流しながら、農作業を行った。
まずは、大豆の種まきから。
畑には石がたくさん入っていたため、それを取り除いた後に地元産の大豆(地豆)を、2個ずつ植える。
次は、菜種油に使われる菜種の収穫。刈り取り機で刈ったアブラナを竹の棒でたたく。すると、中から黒くて小さな種が残る。これが菜種油になる。
午後は、じゃがいもの収穫だ。一つの房に大小のたくさんのじゃがいもが連なっている。大人も子供もいもを掘るのに夢中だった。
ふだん当たり前のようにスーパーで買っている食材だが、それらができるまでにはたくさんの人の手と時間と想いがかけられている。
感謝の気持ちを忘れずに、おいしく食べ物をいただきたい。