あなたが支えたい人は誰ですか?

現在、世界では貧富の拡大、環境汚染の悪化、児童労働問題など、様々な社会問題が起きています。ここ日本でもそれは同じです。
少子高齢化、うつ患者の激増、いじめ、就労問題など、数え上げればきりがないほどの問題があります。

たいていは、「社会問題」と括られてしまい実態が見えづらいですが、その問題で苦しんでいる当事者がおります。オルタナSは、「若者」と「エシカル」を軸に取材活動を実施してきました。「若者視点」で社会を見てきて、多くの社会問題と、その問題を解決する変革者に会ってきました。この活動を通して、社会問題を解決するうえで大切だと気付いたことが2つあります。

まず1つは、「当事者を知ること」です。

――長く歌い継がれる名曲は必ず誰か一人のために作られている――

これは、絢香やケミストリーなどをプロデュースし、通産7度のミリオンヒットを成し遂げた四角大輔さんの言葉です。

100万人に届ける魔法のマーケティングプランはない、と言います。「その作品を届けたい『ある具体的な一人』を思い浮かべ、そのたった一人に届けるために、とことん愚直になり、シンプルかつミニマムな思考法でプランニングを立てる」と。

これを社会問題の解決方法に置き換えると、「社会問題を一気に解決する方法はない。苦しんでいる当事者一人を救う方法を考える」といったところでしょうか。

バイアスのかかった見方ではなく、純粋な目で物事を見れる「若者視点」は、だからこそ、世の中を変える可能性を秘めていると信じています。

そして、もう1つは、「自分が変わること」です。

社会起業家フォーラム代表の田坂広志さんは、社会を変える若者にこうエールを送ります。

――社会を変えることを志なら、まず問われるのは、自分がいかに変われるか。自分が変わった分だけ、社会は変えられる――

良かれと思った自分の行動が人から共感されないとき、落ち込み、悩むことでしょう。しかし、そんなときにこそ、自分の殻を破り捨てて、変わっていくことが現状を変えるカギとなります。

私は、上述したこの2つを、社会問題を解決するための、最も大切な姿勢だと考えます。もし、あなたが社会に違和感を感じていたり、あなたの周りに困っている人がいたら、その人を支えるために動き出しませんか。オルタナSでは、社会を変えるあなた個人の力を信じています。

理想とする社会は、どんな社会でしょうか。オルタナS特派員となり、あなたがイメージするエシカルな絵を描いてみませんか。

■オルタナS特派員募集要件■

オルタナS特派員とは:
オルタナSに記事を投稿する権限を持てます。25歳以下でキャリアは不問です。取材申し込み方法や記事の書き方などは、オルタナS編集部がサポートします。*取材費、交通費はお支払いできません。ボランティアとしてのかかわりでお願いします。

◆提出書類:以下の4点をワードファイル形式で送ってください。
・自己紹介文(200字以内)
・解決したい社会問題について(400字以内)
・その社会問題を解決したい動機について(400字以内)
・その社会問題を解決し、どんな社会を目指しているのか(400字以内)

◆応募資格:25歳以下の方に限ります。所属・キャリアは不問です。

◆応募先:masataka@alterna.co.jp(担当・オルタナS副編集長 池田真隆)

◆選考について:応募資料を確認させていただき、1~2週間の間にお返事いたします。二次試験面接、三次試験を経て、オルタナS特派員への合否を決定します。