遠州灘(静岡、愛知)は、絶滅危惧種としてその生存が全世界的に危ぶまれているアカウミガメの産卵地であることは意外と知られていない。
特に浜松市中田島砂丘周辺はサンクチュアリNPOが20数年にわたって保護活動を進めて来たメッカとも言える場所。
黒潮が海岸線のすぐそばまで近寄る夏場は産卵と孵化の絶好期。
この間、600頭余りのアカウミガメが上陸、4万個ほどの卵を産卵するという。
盗掘や人為的な理由と原因で自然と同じレベルでの繁殖が難しいアカウミガメの子ガメたちが一斉に孵るこの時期、彼らが黒潮に乗って太平洋に泳ぎだすお手伝いに8月20日参加した。
これが私の孵化のお手伝い初体験のカメくん。うっカワイイ!!
これはヨガスクールのスタジオ・ヨギーがエシカル的な活動の一環で「サンクチュアリNPO」へ寄附をしたことがきっかけで実現した企画。
スタジオ・ヨギーの募集で集まった34名の参加者に交じってアカウミガメの学習と孵化プログラムを体験させてもらった。
参加者全員が自らの手で子ガメを海に向かって放すこの体験は、多くの子供たちはもちろん、大人たちにも強い印象を残した。
たぶん多くの方々が20年後の産卵に戻って来ることを祈ったに違いない。
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