――開店に至った背景や経緯は?
田中:ホウユウの田中範子代表は私たちの母で、印刷業を間近に見る環境のなか、紙は私たちにとってとても身近なツールでした。1995年からつーる・ど・堺は地域に密着したサイトの運営を始め、面白いスポットを紹介する記事やコラムを掲載しています。
松永:私も執筆ライターのひとりだったのですが、徐々に紙媒体で発信したいという思いが強くなりました。2012年2月、コミュニティスペースとしてこの場所を任せたいという声があり、私たちが描いていた紙カフェの構想ともマッチしたため開業を決意。急ピッチで準備を進め、同年5月にオープンにこぎつけました。