今回の農家ステイはwwoof(日本語読み、ウーフ)のドイツ支部に20ユーロの会費を振り込んだことからは始まりました。そこのホームページには、何の動物を飼っているか、何の作物を育てているか、子どもは何人いるかといった農家の簡単な情報を見られるようになっており、会費を払ってパスワードを受け取ると、さらに住所や電話番号などの詳しい個人情報を見られる仕組みとなっています。
ドイツでは農家は400軒を超えているので、その中から①東ドイツに位置していること(留学先は西ドイツだったため)②子供がいることという基準でしぼりました。あまりにも緊張したため、自己紹介とホームステイ受け入れ希望を伝えるドイツ語の台本を作って、電話をかけ、連絡を取り、9月に一週間ほど受け入れてもらうことが決まりました。
今回は2年前、そんなドイツのケルンという西ドイツの町から東ドイツの田舎の町でプチ冒険した時のお話。
留学先の西ドイツの町から一番安いローカル列車に揺られて12時間。ホストファミリーの家は本当に綺麗な風景の場所にあり、おそらく手作りであろう、素敵な家でした。(のちに家を改装した、と話していました)子どもは二歳から十二歳まで4人、お父さんは農家+建設、お母さんは農家+小学校で芸術の先生で、家にはすごく暖かな雰囲気です。