ここでの仕事は、赤カブの収穫、ハーブ集め、丸太を運ぶ作業の手伝い、そしてりんごの収穫。子どもたちは、栗拾い、二歳の妹(レア)の子守、丸太運び、そしてりんごの収穫をよく手伝っていました。

りんごは、はしごを使うこともあるけれど、主に7歳の長女と9歳の次男、12歳の長男の子が木に登り、下にいるホストマザーや私に次々りんごを投げ、それを私たちがキャッチして収穫していました。枝を揺らしたりするうちにりんごが頭に直撃することもありましたが、(地味に痛かった)そして子供たちの戦力にびっくり。皆、両親譲りの華奢な体格で、運動神経が良いので、本当に気のぼりが上手なのです。

ドイツ人の赤ちゃん(乳児?)との人生初のおしゃべりも経験しました。ドイツ語はすべての名詞に男性、女性、中性と三種類の性別がありますが、このレア(二歳の末っ子)は女性冠詞しか言わない!不定冠詞も女性の不定冠詞しか言わない!口癖は「Neeeeeeein!」(ないん:Nein : ドイツ語のNo。だけどこの末っ子はなーーいんと発音)ドイツ人の子供はこうやってドイツ語を覚えるのか、と彼女の会話はとても興味深いものがありました。

ころころ変わる仕草や表情、そしてどうしても自分の思い通りにならない時は、噛む!私もまさか留学先で幼児に噛まれそうになるとは思いませんでした・・・。それにしても、赤ちゃんはどこで生まれてもやること考えることが同じで見ていてちっとも飽きません。

長女の子の同級生。収穫したリンゴを運んでいるところ

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