世界のどこに男女平等の場所があるのだろうか。世界経済フォーラムでは、「経済活動への参加と機会」「教育を受ける機会」「健康と生存」「政治的エンパワーメント」の4つの分野での男女比が発表された。(「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書2011」)

しかし、残念なことに、女性の実績が男性と同等あるいは上回る国はただの一国もなかった。この結果にプランは、「女の子と女性が男の子と男性と同様の扱いと機会をいつどこで求めても、彼女たちはいまだに抑え込まれ、支払われる額も少なく、声を聞き入れられないのだ」と述べた。

「女の子や女性への差別は、乳幼児や小児期の死亡率を上げ、教育の普及を妨げる。一家の経済状況を不安定にし、家庭および地域における意志決定への子どもや若者の参加を阻む。こうした数々の『子どもの権利』の侵害の多くが、ジェンダーに基づく不公平、排除、不公正に起因している」(プラン)

■私たちにできること

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