近年、「ブラック企業」「うつ病」問題など、企業と人権のテーマが注目を集め、国際的なビジネスにおいて児童労働問題の重要性は高まっているが、日本企業のリスク意識はどうだろうか。
児童労働解決へ動くNGO ACE（エース）の岩附由香代表は、「サプライチェーンにおける児童労働問題は大きな課題だが、特に原料までさかのぼってチェックできている日本企業は少ない」と指摘する。
2013 年10 月の児童労働世界会議の議題にも、サプライチェーンにおける児童労働が含まれているが、日本からはビジネスセクター代表となる使用者団体の参加は予定されていない。さらに、国際労働機関（ILO）の報告では、日本企業が進出予定の海外市場には児童労働の問題がある可能性が高いことが分かった。
「問題が起きてから対処するのではなく、児童労働を未然に予防するビジネスの展開が求められる」と、誰かの犠牲を生み出す利益追求に猛進することなく、企業に倫理性を求めた。
男性限定のジュエリー講座では、ジュエリーの基礎知識から女性に似合う製品の選び方などを教える。17日に名古屋栄店で、22日南青山本店で開催される。参加費は無料。
