私は、チェンジメーカープログラムに、「地方で活躍できる人になりたい」と思い参加しました。このような思いを持った背景は、来年の春から、地方銀行で働くことが決まっていることがあります。このプログラムを通して、地方の方々と共に隠れた魅力を引き出し、来年以降、地方銀行で働く糧にしていきたいと、考えていました。

広田町コミュニティセンターで話を聞く石津徹さん

なりたい姿であった「地方で活躍できる人」が、広田町の方々にお会いして、明確になっていきました。地方で活躍できる人は、「その土地に住む方々の立場に立ち、その方々の想いを踏まえて、その土地の魅力を引き出していける人」なんだなと思いました。

このように思った背景は、漁業の人手不足という課題解決へのわかめ作業体験プログラムをつくっている過程にありました。広田町の方々からお叱りを受けたのです。わかめの漁業体験プログラムをつくろうと発起したときに、まず私の頭には、「厳しい作業を、楽しみながらワイワイ作業したら楽しいかも」というアイデアがありました。

そこで、作業にゲーム性を取り入れるプログラムを地元の方々に提案しました。しかし、「こっちは生活をかけている。ふざけるな」「漁業を卑下している」という声を頂きました。その際に、自分の考えの浅さを反省して、一から目的を見つめ直したのを覚えています。

来年度から銀行業務をしていくうえでも、自分のやりたいこと、そして、自分のやりたいことが本当に目の前の人の為に、そして、その土地の為になっているのかを意識しないといけないと思っています。(石津徹)