アクセンチュアとアスバシ基金は12月8日、若者就労支援をテーマとした対話イベント「ユースアクティベーション Live」を開催する。高卒は3人に2人、大卒では2人に1人が就労困難な状況に置かれている現状を共有することが狙い。若年層の就労問題の「今」を知り、支援活動を盛り上げていくための糸口を探す。(オルタナS副編集長=池田真隆)

卒業をしたら働き、生きるためのお金を自らがつくり出す。かつては当たり前だったこの道が、なくなりつつある。大学・専門学校生約87万人のうち、仕事に定着できるのは約40万人ほど。2人に1人の若者が中退やフリーター・ニート、就職しても3年以内に離職という経験をしている。

若者の就労状況の悪化原因は、リーマンショック以降の経済の悪化がまず挙げられるが、その一方で、生き方・働き方が多様化する昨今、若者たちが将来への具体的なビジョンを持てずにいることも大きく影響を受けている。リクルートキャリアが発表した「就職白書2013」では、「志望動機が書けない」という悩みが最も多かった。

このような背景の中、アスバシ基金は、高校生を対象にしたインターンシッププログラムを提供している。主体性ややりたい仕事を見つけることを目的とする。今回の対話イベントでは、このインターンシッププログラムの取り組みを全国に展開していくために、何ができるのかを話し合う。

◆イベント概要◆
日時:12月8日(日)14:00~17:00 ※開場13:30
会場:カタリストBA (二子玉川ライズ・オフィス8階)
http://catalyst-ba.com/access.html#p1
定員:100名
会費:2000円 軽食あり 
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