自然エネルギーが話題になっている中、とんでもない発電方法が話題となっている。

その名も「血流発電」。

スイスのベルン大学 Alois Pfenniger 博士の研究チームが開発したもので、極小のタービンを血流によって回し発電する方法だという。

この技術は、ペースメーカーの充電を目的に開発された。実は従来のペースメーカーは、2~3年毎に新しい電池に取り替えなくてはならなかった。この小さなタービンの発電で1ミリワットの発電が可能で、ペースメーカー約100台分の電力を確保することができるという 。

現在、タービンが原因で血栓ができ脳卒中の発生が懸念されることから、まだ実用化には至っていないが、自分の血流でエネルギーを自給する日もそう遠くないのかもしれない。(オルタナS副編集長 高橋遼)


■参考URL:
DVICE
http://dvice.com/archives/2011/05/tiny-implanted.php