水が蒸発するときに空気中の熱を奪っていく気化熱を利用し、冷却した空気を送りだすのが気化熱式省エネ冷風機の仕組み。

タンクに蓄えた水を冷却エレメントに散水する。送風ファンより送られた空気と接触し、水の気化と同時に冷気をつくるので通常のエアコンと異なり排熱がなく、外気温を温めることもない。



水を循環させるためのポンプの電気を使うだけなので電気の使用量も少ない省エネ型環境製品で、当然電気使用量の削減にもつながる。特に倉庫や工場などの開閉の多い、広い空間の施設や屋外での使用に向いているという。(オルタナS特派員 きっこう伊藤)


■参考URL:日本テクノ株式会社
www.n-techno.co.jp/eac/