貧困問題や人種差別などに取り組むボーダレス・ジャパン(東京・新宿、田口一成社長)は12日、映画のオンライン配信サービスを始めた。配信する映画は、エネルギーや貧困、ライフスタイルなどをテーマにした社会性のあるドキュメンタリー。どの作品も、ジャーナリズム性が高く、広告・宣伝費や協賛企業の問題で、映画館では上映されなかった話題作ばかりだ。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

東北の花火大会を取材した、「LIGHT UP NIPPON」も観ることができる

3.11後、東北の花火大会を取材した、「LIGHT UP NIPPON」も観ることができる

同サービス名は、「BORDERLESS PEOPLE(ボーダレス・ピープル)」。1作品399円で72時間見放題、友人にオンラインの視聴チケットをプレゼントすることもできる。

扱っている作品のテーマは、「3.11」「社会変革」「エネルギー」「貧困」「ライフスタイル」「環境」「人生観」など。現在、視聴できる作品は、ドイツの脱原発を推し進めた「第4の革命」や経済・文明発展の矛盾点を指摘した「サバイビング・プログレス」、ジャーナリスト堀潤氏が日米メルトダウンの真相を追った「変身」などだ。

・BORDERLESS PEOPLEはこちら

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第1回 社会起業家になるために商社やコンサルよりもずっと近い会社―ボーダレス・ジャパン
第3回 入社4カ月で単身ミャンマーへ、貧困地域でオーガニックハーブ栽培
第4回 入社11カ月で韓国へ、未開の地でソーシャル・ビジネス
第5回 「戦争を無くしたい」多国籍シェアハウスを海外展開する24歳
第6回 「駆け込み寺」のバングラ革工場、人が集まる「人情経営」
第7回 23歳の社会起業家、物流インフラで「BOPペナルティ」解消へ
第8回 若手社会起業家、アジア最貧国の児童労働に挑む
第9回 事業拡大の秘けつ ソーシャルビジネス業界のトップに聞く
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