市民農園の運営を行うアグリメディア(東京・新宿)は、サポート付市民農園「シェア畑」を、千葉県内にオープンした。シェア畑は、初心者でも手軽に週末農業が楽しめるサービスである。種や苗、農具、肥料が全て農園に準備されているので、気軽に楽しめ、食育にもなると話題を集めている。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

食育の一環として、親子3代で利用する世帯が増えている

食育の一環として、親子3世代で利用する世帯が増えている

今回オープンしたのは、「シェア畑 千葉検見川」(千葉県千葉市)、「シェア畑 東松戸」(同松戸市)、「シェア畑 市川本八幡」(同本市川市) の三農園。料金は、農園利用料・苗・種・農具・資材・指導料込で、10㎡当たり月額千葉検見川が7400円、東松戸が6800円、市川本八幡が7800円である。

シェア畑には、種や苗、農具、肥料が全て農園に準備されている。「菜園アドバイザー」と呼ばれる農園スタッフが各農園に常駐(週に3~5日勤務)しており、随時相談することができる。利用者は、有機栽培の指導を受けながら、1年を通して、ナスやトマト、ニンジンやイチゴなど約20品目の野菜を栽培できる。

10㎡から借りられるが、同社調べでは、13㎡あれば、トマト50個、きゅうり120本、ナス60個、じゃがいも40個がそれぞれ栽培できる。現在、同社では首都圏を中心に「シェア畑」を26農園(総区画数3,200)運営している。利用世帯数は、約2000世帯。食育につながるとして、親子3世代で利用する世帯も増えていると、同社広報部の速水将平氏は話す。

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