マイファームは「自産自消」をテーマにさまざまな事業を展開している。事業の中で軸に置いているのは、「農の楽しさ」に気付いてもらうことだ。新規就農者を育成するアグリイノベーション大学校では、農のプロフェッショナルからの座学だけでなく、実践の機会も多く持つ。
卒業後、就農の不安を解消するためのサポートも行っている。耕作放棄地を紹介し、作った野菜を同社が運営する八百屋で販売する。この循環で、自産自消できる人を増やしていくことを目指す。
同社では、現在通年で中途採用を行っている。業務内容は、全国に50カ所以上ある農園の管理、アグリイノベーション大学校の講義企画や受講生の管理など。配属された部署では、リーダーとしての働きを期待しているので、即戦力となる人材を求めている。農業界に夢を抱いている人にはぜひ挑戦してほしい。
※マイファームの事業に関する記事を掲載しています。クリックすると、各記事をみることができます!
マイファームが運営する週末農業ビジネススクール、アグリイノベーション大学校は12月21日、「八百屋への集客プラン」について考えるワークショップを行った。同講座では、受講生が4人1組のグループに分かれて、同社が運営する八百屋「マイファーマー世田谷店」(小田急線「経堂駅」徒歩3分)の事業計画書を作成した。近所にある大型スーパーに負けない、かつ、舌の肥えた世田谷マダムの心を掴む企画を提案した。
「美味しい」をつくる楽しさで人と農をつなげる――マイファーム 西辻一真社長
自産自消できる社会づくりを目指すマイファームでは、農の楽しさから入り、業につながる仕組みを持つ。趣味としての農を除いて、一般的には、業(仕事)から農を考えるものだが、それと真逆の考え方だ。生産者の高齢化・後継者不足・耕作放棄地問題など、農にまつわる課題は山積しているが、同社の西辻一真社長のビジョンを聞いた。
農業教育事業を行うマイファーム(京都市)は11月7日、東京・世田谷に八百屋「マイファーマー世田谷店」をオープンした。同店のコンセプトは、「畑に行きたくなる八百屋」。販売している野菜を、自分で作れるような仕組みを持ち、「自産自消」の循環を広げていく。
平日は仕事をして、休日に農を学ぶ「週末農業」が業界に革新を起こそうとしている。その中心は20~30代の若者たちだ。会社を辞めて農家となったり、農の知識を生かして新規事業を立ち上げたりしている。
田舎暮らしや地方にコミュニティを求める若者が増えてきたなか、ビジネスや趣味としておすすめなのが「養蜂」だ。国産蜂蜜は希少価値が高く、国内に養蜂家は少ないため、開拓する余地は十分にある。養蜂家として生きる先輩たちに話を聞いた。