昨今、地域活性や地方創生といった言葉がもてはやされています。その言葉に感化され、興味を持っている方も少なくはないかと思います。ですが、自分が実際に地域で暮らすことをイメージしたことはありますでしょうか。その時、何を生業とし、どういうライフスタイルで過ごすのか、を考えたことはありますでしょうか。(寄稿・鳥取スタートラボ事務局=多田 紘規)

八頭町地域起こし協力隊の卒業生と八頭町出身のお二人

八頭町地域起こし協力隊の卒業生と八頭町出身のお二人 写真:余 有奈

地域に移住を希望する人が実際に地域で暮らしていくために何が必要なのか、どうやって稼いでいけば良いのかをより、リアルに体感していくプログラム、それが「とりラボ」です。

■「生業モデル」を鳥取でデザイン

「とりラボ」とは地域活性や地域課題に興味がある方や、地域への移住を検討している方向けに開催するプログラムです。
単なるセミナーではなく、コンセプトは「地方での生業をイメージする」ことです。

具体的には、日本一人口の少ない「鳥取県」の地域課題や魅力創造を題材とし、実際に移住して自分がそこで暮らす場合に
どのような生業で稼ぎ、どのようなライフスタイルで過ごすのかといったことを、考え抜くプログラムです。

まずは、鳥取を知ってもらうために7月上旬にワークショップ(東京)を開催します。このワークショップでは、鳥取で精力的に活動している方々をお招きし、鳥取の魅力や課題等をお伝えします。

次に、実際に鳥取を体感してもらいます。7月下旬に鳥取でのフィールドワーク(一泊二日)を行い、その中で鳥取の魅力や課題を自分の目で、体で体感します。

鳥取のことを知り、体感した後は自分が鳥取に移住した場合、どのように生活していくのかを8月~12月までの4か月間でじっくりと考え、「生業モデル」をデザインします。

ここでは、鳥取で実際に起業している学生人材バンクの田中玄洋氏を講師に招き、解決すべき課題や伸ばしていく魅力を設定し、そのためにどのようなアセット(ヒト・モノ・カネ)が必要なのかを洗い出し、事業展開を描いていきます。脳に汗をかき、「あぁでもない、こうでもない…」と悩み、考え抜く期間です。

4カ月に渡り、ブラッシュアップした「生業モデル」は最後にプレゼンテーション形式で発表して頂きます。1月に生業モデルビジネスプレゼンテーションを開催します。ここでは、様々な方にお越し頂き、フィードバックをもらう予定です。

そして、より具体的な「生業モデル」をデザインして、プログラム終了後には是非、実践して頂きたいと思います。なお、「とりラボ」の開催内容や参加者の取り組み等は雑誌「TURNS」に掲載させて頂きます。

■「とりラボ」プログラム
・詳細は以下のURLからご確認頂けます。
http://www.slideshare.net/torilabo2015/ver3-47713564/1

・鳥取県HP
http://www.pref.tottori.lg.jp/178856.htm

【募集要項】
とき:2015年6月1日~6月30日(火)
参加費:10,000円(※学生の方等、分割払いは要相談)★先着10名には交通費補助15,000円を支給。
参加条件:年齢20代~40代。地域活性、地域課題の解決、魅力創造に取り組みたい人、全日程に参加可能な人(※要相談)

【説明会】
・説明会申込みフォーム
https://www.secure-cloud.jp/sf/1430646547VWDLauUn

・日時
5/30(土) 13:00~14:00頃 場所:とっとり・おかやま新橋館2階
6/10(水) 19:30~20:30頃 場所:とっとり・おかやま新橋館2階
6/20(土) 13:00~14:00頃 場所:株式会社第一プログレス本社(雑誌「TURNS」発行)

・アクセス
株式会社第一プログレス本社(東京交通会館ビル9F)

■「とりラボ」申込方法
下記URLからお申込下さい。
https://www.secure-cloud.jp/sf/1430030872DMxMlUkG

以下のメールアドレスでも受付を行っています。
torilabo2015@gmail.com

*メールアドレスでお申込みの場合は、下記を漏れなく記載して下さい。
【件名】とりラボ参加希望
【本文】
氏名、生年月日、年齢、住所
電話番号、メールアドレス、性別、自己PR、志望動機
自己PR、志望動機は一言でも構いません。
※但し、応募者数が多かった場合には選考基準とさせて頂きます。

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