東京でオリンピックが開催されるのは2回目となる。2回以上オリンピックの開催地に選ばれる都市は東京が初めてではない。しかしオリンピックとパラリンピックが同時開催されてから2回目の招致となるのは東京が初めてだ。初の2回目の招致で東京はどのようなパラリンピックを実現させるのか、世界も注目している。施設の使いやすさや移動時手段などのハード面だけでなく、多様性を自然に受け入れられるような“おもてなし”をどのように実現していくか、これからの東京が目指すものはなんだろう。
日本ルワンダ学生会議のメンバーと西村さん(中央上)
様々なチャンスと人との出会いがある大都市東京は、一方で多くの問題を抱えている。戦後から急速な経済復興を果たした東京はルワンダのロールモデルにもなるかもしれない。しかし経済成長だけが本当の豊かさなのか。ルワンダと東京、両国の学生がディスカッションを通じて話し合う課題には1つの答えが出るものではないし、導く先の結論もない。一人一人が「自分はどのように生きていくか」と考えるとき、国境も何もないと感じた。
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