学生団体GEIL(ガイル)は8月26日から、学生向けの政策立案コンテストを開く。同コンテストのテーマは、「労働問題」。参加者は7泊8日で、官庁に訪問したり、フィールドワークをしたりして、政策をつくりあげる。優勝したチームには賞金40万円と政策提言の機会が与えられる。(オルタナS編集長=池田 真隆)

昨年開催したコンテストの様子

同コンテストの名称は、「学生のための政策立案コンテスト2017」。参加者は会場となる、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・渋谷)に泊まりながら、政策をつくりあげていく。

参加者は4人1組にグループ分けされて、このコンテストに参加する。識者の講演を聞き、フィールドワークや官庁を訪問して、課題をまとめる。途中で、現役官僚や学者らによってコンサルテーションを受けられるため、政策案をブラッシュアップしてから、プレゼンテーションに挑める。

今年度のテーマは、「労働問題」。近年、長時間労働が原因で過労死する報道が目立ち、労働問題は大きな関心を集めている。労働を自己実現の機会としてとらえる「ディーセントワーク」にも注目が集まるなか、学生目線で政策を考えていく。

参加費は宿泊費込みで2万8000円。定員は80人。対象は全国の大学生・院生で高校生は応相談。7月15日までに選考課題に解答し、事務局の審議の結果、参加の可否が決まる。

・「学生のための政策立案コンテスト2017」の公式サイトはこちら

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