今回の琵琶湖での「外来魚駆除・釣りボランティア活動」は、「エコ・ファーストin関西」の10社が、関西人の水の象徴である琵琶湖で起きている外来魚問題を多くの人に知ってもらいたいとの思いから実施したものだ。釣り上げた外来魚は障がい者福祉施設により回収され、魚粉等に加工した後、たい肥などとして有効利用される。

3回目を迎えた今回は、晴天の中、大人164人、子ども75人、総勢239人が参加。釣り上げた外来魚の釣果は、1回目の581匹、2回目の803匹を超える計1,036匹で、総重量42キロに及んだ。

また、今年は初めて「キッズ賞」を選定。子どもが釣り上げた魚の大きさを競う賞で、1位に22cmの外来魚を釣り上げた、住友ゴムグループ社員、下山智さんの姪、児玉梨々子さん(9才)が輝いた。さらに駆除後には希望者で「鹿肉カレー」を食す昼食会を実施。山間部で野生の鹿が増殖、稲など農作物を食い荒らす「鹿害」が滋賀県でも問題となっている。同活動では「獣害問題にも触れる機会を」との思いで、今年初めて、CoCo壱番屋が販売する滋賀県名物「鹿肉カレー」を用意した。

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