人、人、人。火曜の朝、マスカネ地区の保健センターの中は、子連れのお母さん(時々お父さんやお婆ちゃん)で溢れかえっている。火曜日は、週に一度のバザーの日、そして週に2度の予防接種の日なのだ。我先に、とお母さん達は受付に殺到し、手を伸ばして家族カードを渡そうとする。この登録が終了してから、予防接種を受けることになるのだが、教室半分くらいの広さのところに、50人以上の大人たち(と、一緒に居る小さな子ども)がごったがえしていて、見ているだけでも息苦しい。ベンチもあるのだが、もちろん足りていないので、地べたに座って待つ人たちも多い。(オルタナS特派員=中野 貴行)

保健センターの薬棚

保健センターの薬棚

1 2 3