住友理工は、大学生・大学院生・留学生らを対象にした「住友理工学生小論文アワード」を発表した。小論文のテーマは「真のグローバル企業とは――こんな会社で働きたい」で、2016年1月15日から小論文の募集を開始する。最優秀論文には賞金100万円が贈られる。

2014年度のアワードでは、法政大学人間環境学部の長谷川直哉ゼミからは2組が入賞した。左から、最優秀賞を受賞した小坂幸美さん、福屋さん、久米裕梨子さん、優秀賞を受賞した千嶌健太さん=2015年6月

2014年度のアワードでは、法政大学人間環境学部の長谷川直哉ゼミからは2組が入賞した。左から、最優秀賞を受賞した小坂幸美さん、福屋さん、久米裕梨子さん、優秀賞を受賞した千嶌健太さん=2015年6月

2015年度のテーマは、学生に、途上国も含めた多様なマーケットに挑戦していく責任あるグローバル企業とは。グローバル企業の「あるべき姿」について、企業組織論、ダイバーシティ、CSRなどの点から考えてもらう。

住友理工が学生向けの小論文アワードを開いたのは2014年。同社が、東海ゴム工業から社名変更した年である。社名の変更を機に、女性社員を含めた全社で、働きがい・働きやすさの面で本当の意味でのリーディングカンパニーを目指し、同アワードを立ち上げた。第一回目のテーマは、「これからの男女共同参画」だった。

同アワードの応募資格は、国内の大学生、大学院生、短大生、高等専門学校生(4・5年生)、留学生。個人または5人までの団体でも応募できる。文字数は、5000~10000字で、募集期間は1月15日から4月15日まで。

住友理工社員や有識者らによる選考を経て、各賞が決まる。最優秀論文には賞金100万円(1人)、次席は50万円(1人)、優秀賞は10万円(3人)が贈られる。

審査員は5人。河口真理子・大和総研調査本部主席研究員(審査委員長)、佐野良雄・名古屋大学大学院経済学研究科教授、中島佳織・特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長、戸成司朗・住友理工 CSR・社会貢献室長、森摂・オルタナ編集長。

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