以前お知らせしたBeGood Cafe造園グランプリ最優秀賞に輝いた東農大造園科学科チームの第一回作業が始まった。
小田原市根府川の放置ミカン農園再生活動に取り組むBeGood Cafeではオレンジプロジェクトの名前で既に6年に渡ってコミュニティガーデン作りを続けているが、新たに今年から別な甘夏ミカン農園を公園化しようと言う造園グランプリ計画を始めた。
その活動を都度報告する予定。
以下に東京農業大学地域環境学部造園科学科4年江間優太朗君のレポートをお届けする。
・・・第一回レポート・・・
作業内容 |
l 甘夏の剪定
l 対象地の整地
l 7月16日実施
作業の流れ |
でも、夏にはありがたい木陰だらけの対象地で、そこに木漏れ日を入れるためと、対象地から見る相模湾の眺望を確保するため剪定を行った。
みんなで試行錯誤しながら、必要な枝や残したい枝を考えながら、枝をおろしていった。まだまだ、甘夏もたくさん残っていたため、それらも取り、途中まで作業が進んだところで、対象地でお昼休憩。
途中でしたが、丁度いい木陰や涼しい風、相模湾の景色にみんな感動していた。
みんな、いつものお昼より、数倍おいしく感じたことだろう。
休憩も終わったところで、午後の作業。
午前の作業の剪定枝の片付けや、雑草取りを中心に行い、剪定枝は出来るだけ小さく1か所にまとめて、今後造るコンポストに入れる予定。
作業は、終盤に行くにつれて、徐々に成果が見え始め、最後に地面をきれいにならして終了した。
1番最初の写真と比べると一目瞭然。想像以上の出来栄えに驚いた。
今回の作業を終えて、対象地の勾配が想像以上に急であることに気が付き、みんなで話し合った結果、全体を平らにするのではなく、段差をつけて平らにすることにした。
(同科4年 石川世君のコメント)
「前回来た時より、対象地が鬱蒼としていて、最初は大丈夫かな~と思ったけど、剪定と雑草ぬきをしたら、驚くほどすっきりとした印象になった。
みんなでワイワイゆるい作業で楽しめた。思ったより対象地が広く、いろいろできそうでこれからの期待が膨らみます。」
(リーダー江間君の終了後の感想)
「第1回の作業ということもあって、進行や指示がうまくいかなかったりもしましたが、コンセプトである「みんなで楽しく造ること」ができて、本当に良かったと思う。いくつか意見も出て、みんなで造るんだという気持ちが、参加者から伝わってきた。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上第一回レポートでした。次回は8月11日、2段整地と竹割り作業予定。これまた力仕事だ。レポートお楽しみに。