全国の若手福祉人材の採用・育成を支援する一般社団法人 FACE to FUKUSHIは7月3日、ベルサール泉ガーデンギャラリー(東京・港)で、「2017新卒向け FUKUSHI就職フェア」を開催する。今回のフェアは、従来の福祉に対するネガティブイメージを払拭し、若者と福祉業界のマッチングを図るのが目的。出展法人には、主催者側が事前に人材育成への取り組みや活動実績を聞いて、若者にとって魅力的な法人のみを厳選。北海道から九州まで様々な地域で活動する33法人が出展する。(オルタナS関西支局特派員=立藤 慶子)

当日は、福祉の最先端の話を聞ける多彩なプログラムが用意されている。写真は過去のトークショーの様子

当日は、福祉の最先端の話を聞ける多彩なプログラムが用意されている。写真は過去のトークショーの様子

若者の就職市場において、福祉業界は労働の大変さなどネガティブなイメージが先行しがち。しかし福祉法人には、過疎地域でカフェ事業を展開したり、行政と協働で地域おこしに取り組んだりと、ソーシャル・ビジネスに積極的な法人も多い。

当日は、スーツ着用禁止の気軽な雰囲気の中、出展法人によるリレープレゼンテーションやブース型の会社説明会のほか、「地域で働き、地域で暮らす。新しい福祉の働き方」をテーマに、島根県隠岐郡海士町社会福祉協議会事務局長の片桐一彦氏、NPO法人Ubdobe代表理事岡勇樹氏によるトークショーも行われる。学生同士が熊本地震をテーマに、福祉について熱い議論を交わすアイデアソンも予定している。

【2017新卒向け FUKUSHI就職フェア】
日時:2016年7月3日(日)12:00〜18:00(11:30受付開始予定)
会場:ベルサール泉ガーデンギャラリー(東京都港区六本木1-5-2 B1)
対象:2017年3月卒業予定者、その他福祉に興味のある学生
参加費:無料
出展法人:全国から33法人
申し込みはこちら

主催:一般社団法人FACE to FUKUSHI
助成:公益社団法人日本財団

プログラムの詳細は公式WEBサイト

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