地域特化型クラウドファンディングサイトFAAVO(ファーボ)を運営するサーチフィールド(東京・渋谷)は6日、日本で初めて、ふるさと納税に特化したクラウドファンディングサイト「FxG(エフバイジー)」のティザーサイトをオープンした。同サイトでは、自治体事業に寄付できる。寄付者は税金の控除を受けることができ、金額に応じて地方自治体から「お礼の品」も受け取れる。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

利用メリットとして、地方自治体は、自治体広報とふるさと納税の募集を両立させることができる

利用メリットとして、地方自治体は、自治体広報とふるさと納税の募集を両立させることができる

同サイトでは、地方自治体の首長・職員が地域にかける思いや背景を記事化し、共感をベースにした寄付金集めを目指す。同サイトのリリースは夏ごろ。地方自治体から、プロジェクトを募集している。

第一号プロジェクトは8月下旬、福井県鯖江市で行われる「メガネーランド構想」プロジェクトを掲載する予定。眼鏡の生産地である鯖江市に、眼鏡型のモチーフを設置し、同市をメガネのテーマパークにする。今年度内に100プロジェクトを掲載し、総額1億円の寄付を見込んでいる。

ふるさと納税市場は近年の法改正により1,653億円と拡大しています。その認知率は93%と高いが、利用率は11.3%にとどまる。80%の潜在層を「FxG(エフバイジー)」の利用対象者とする。

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