「21世紀的な資本主義のあり方はこれなのかもしれない。」
この記事を読み終えた時、そう思う人が多いはずだ。
エネルギー自給率100%を達成し、化石燃料からの完全脱却を掲げるデンマーク。
エネルギー需給の動向がリアルタイムで可視化され、発電した電力は政府が全量買い取ることを約束する。
しかも、なんと「節電すればするほど儲かる」システムさえある。
デンマークが国をあげて構築した、驚くべき電力システムとは一体何なのだろうか?
第3回の今回は、その裏側に迫る。(EPOCH MAKERS代表=別府 大河)