ヤフーは、フリーアドレス制やどこでもオフィスの導入をはじめ、課題解決休暇や副業の許可といった「働き方改革」を進めている。2016年10月に東京・紀尾井町に本社オフィスを移転。コワーキングスペースLODGE(ロッジ)を開設し、社外との交流を増やした。こうした新しい取り組み・制度は、ヤフーが目指す「社会課題を解決する働き方」につながっている。ヤフー社員がこれからの働き方について議論した。(文=辻陽一郎 写真=川畑嘉文)

「課題解決エンジン」を掲げるヤフーは、「働き方改革」で社員6,000人が多様な経験を積み、社会課題を解決していくことを目指す

出席者
本間浩輔(ヤフー株式会社 上級執行役員 コーポレート統括本部長)
植田裕司(ヤフー株式会社 スタートページ事業本部 開発1部長/オープンイノベーション室 コワーク推進部長)
西原希咲(ヤフー株式会社 スタートページ事業本部 開発1部 開発2)
ファシリテーター
妹尾正仁(ヤフー株式会社 コーポレート統括本部 コーポレートコミュニケーション本部社会貢献推進室長)

■人や技術、社内のリソースを外にひらく

妹尾:ヤフーが導入している課題解決休暇や副業の許可などは、企業にとってお金を使った従来型の社会貢献ではなく、人や技術といったリソースを社会課題の解決に提供する新しい姿でもあります。また「どこでもオフィス」は、社員の好きな場所で働くことで、社会との接点を持つ新たな機会を得ることができます。ミッションに「課題解決エンジン」を掲げるヤフーが「働き方」にこだわる理由を教えてください。

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