京都発のチャリティー専門ファッションブランドJAMMINの高橋佳吾と申します。私たちはチャリティーが「楽しいもの」となるべく、1週間という期間を設け「解決したい社会問題」と、解決に向けて挑戦を続けるNPOを応援できる、寄付付きの「チャリティーアイテム」を販売しています。（寄稿・JAMMIN共同経営者=高橋 佳吾）
今週からオルタナさんご協力のもと、その内容を「いいとこ取り」して皆様へお届けします。今週のテーマは「赤ちゃんを虐待死から守るには」。様々なカベを乗り越え、特別養子縁組支援事業を展開するNPOについて紹介します。
日本では特別養子縁組については国や自治体からの金銭的支援はない
皆さんは、日本でどれくらいの赤ちゃんが虐待死しているか、知っていますか？
その数は2週間に1人。「産んでも育てられない親」が生まれたばかりの赤ちゃんを公園や海などに遺棄してしまうニュースが後を絶ちません。
今週のチャリティーは、認定NPO法人フローレンス（東京・千代田）。2016年4月より「赤ちゃん縁組」事業を展開し、これまでに3人の赤ちゃんを育ての親の元へ委託しています。
この事業は「特別養子縁組」という従来からあった制度を利用していますが、国や自治体からの金銭的な補助が全くありません。現在、事業者の善意や育ての親による費用負担によってのみ運営されています。
JAMMINとフローレンスが取り組むキャンペーンサイト
そこでフローレンスは、必要な資金を寄付やクラウドファンディングで調達。多くの賛同者を得て、現在も「生みの親」の相談に乗り、赤ちゃんの虐待死を防ぐための特別養子縁組支援の活動を2016年4月より始めました。
このたびフローレンスと組み、チャリティーキャンペーンを行います。このキャンペーンのために製作したTシャツを1週間の期間限定で販売します。売上の一部は、「望まない妊娠に悩む女性50人分の妊娠相談に対応するための費用」といたします。
製作したTシャツのテーマは、「子どものありのままを抱きしめる」。動物たちが、ポツンと置かれた卵を見守りながら話し合いをしているデザインで、多くの人が子どもを見守り続ける社会になって欲しいという願いを込めています。
キャンペーンのために製作されたチャリティーTシャツ
このTシャツはJAMMINホームページからご注文いただけます。販売は4月23日の24時まで。是非チェックしてみてくださいね。
【JAMMIN】
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