生産者が化学肥料や農薬、遺伝子組み換え技術に頼らないで、農業を行うこと。有機農業とも呼ばれる。この言葉が生まれた背景には、戦後、農業の工業化で、化学肥料や農薬の大量使用で、生物多様性を壊す悪循環に陥ったことがある。
1971年、日本有機農業研究会が設立され、オーガニックが提唱された。同会の調査では、日本でのオーガニック/有機という言葉の認知度は95%だが、理解している人は5%に過ぎない。一般への推進活動が課題とされているが、新規就農者でオーガニックを目指す人は多く、拡大が期待できるといわれている。
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