学生映画の祭典「東京学生映画祭」が8月24日から26日まで、品川区荏原文化センターで開催する。同映画祭は今年で29回目。これまでに、「EUREKA」の青山真治氏、「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋氏、「ちはやふる」の小泉徳宏氏、「おとぎ話みたい」の山戸結希氏ら話題の映画監督を輩出してきた。今年は全国から150本以上のエントリー作品が集まり、この中から実写部門・アニメーション部門それぞれ7作品を上映する。(市川 仁菜・武蔵大学社会学部3年)

第29回東京学生映画祭ポスター

東京学生映画祭とは、これからの日本映画界に貢献できる人材を、学生映画から発掘することを目的として企画された映画祭である。学生映画の祭典としては、日本最古の歴史を誇る。

今年度のゲスト審査員には、実写部門に「溺れるナイフ」の山戸結希氏、「サッドティー」の今泉力哉氏、「半落ち」の佐々部清氏を迎える。アニメーション部門ゲスト審査員は「WONDER」の水江未来氏、「鋼の錬金術師」の水島精二氏、「おそ松くん」の鈴木伸一氏が務める。作品上映後のゲスト審査員と学生監督によるトークセッションも見所だ。

各部署で会議を重ねる学生たち

今年は特別企画として過去の東京学生映画祭出身監督の最新作上映も決定している。 第25回、第27 回グランプリを獲得した、中村祐太郎監督の「太陽を掴め」 、第26回準グランプリを獲得した甫木元空監督「はるねこ」の2作品が上映される。

この夏、学生という特別な期間だからこそできる、自由で、衝撃的で、面白い発想の数々を味わってみてはいかがでしょうか。

【第29回東京学生映画祭】
とき:8月24日(木)~26日(土)
ところ:品川区荏原文化センター
チケット:前売り券1200円 当日券1500円
東京学生映画祭ホームページはこちら
前売り券購入ページはこちら

【実写部門入選作品】
『赤色彗星倶楽部』武井佑吏
『CHICK TACK』富田大秀
『無味無臭な人間たちへ』北村和希
『チョンティチャ』福田芽衣
『空すとき、輝く』杉本克海
『口と拳』溝口道勇
『春みたいだ』シガヤダイスケ

【アニメーション部門入選作品】
『大丈夫だよ』鈴木沙織
『SUMMER TIME』福地明乃
『Candy.zip』見里朝希
『SHARK』斎藤有理
『くらまの火祭』谷耀介
『癇癪だま』冨田純加
『白の故郷』扇田優紀
招待作品
『太陽を掴め』中村祐太郎
『はるねこ』甫木元空

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