オルタナ編集部は10月24日、雑誌「オルタナ」に連動したセミナー企画「オルタナ+(ぷらす)」を開いた。オルタナ50号では「ミレニアル世代」を特集。同日は識者を招き、ミレニアル世代へのアプローチについて参加者とともに話し合った。(オルタナS編集長=池田 真隆)
ゲストは、伊藤忠ファッションシステムの吉水由美子マーケティングクリエティブディレクター、グローバルエージェンツの山﨑剛社長、スプリングバレーブルワリーの吉野桜子マーケティングマネージャーの3人。
若者の消費傾向について詳しい吉水氏は、ミレニアル世代の特徴について説明した。世代ごとの消費傾向を述べ、ミレニアル世代は「経済合理性が高い」と主張した。海外のミレニアル世代と比べた特徴も話した。
山崎氏は同社が運営する宿泊施設「ザ・ミレニアルズ」について紹介した。同施設の20%が共有部を占めており、ただ泊まらせるだけでなく、自然と交流が生まれる仕組みを説明した。
吉野氏はクラフトビール専門店の「スプリングバレーブルワリー」を立ち上げた経緯を説明した。吉野氏はキリンビールのマーケッターだったが、若者のビール離れが進むことに危機感を覚え、社長に直談判して、同店を立ち上げた。
3人のプレゼン後、各テーブルで「ミレニアル世代の特徴」について話し合った。ゲストも加わり、活発な議論が生まれた。
オルタナ+は雑誌の発行と連動して開催している。12月発行の次号51号では「寄付」について特集。オルタナ+でも寄付をテーマにセミナーを開く予定だ。
◆オルタナ50号ではミレニアル世代を特集