岩手県陸前高田市でサッカーW杯日本対コロンビア戦(6月19日21時)のパブリックビューイング(PV)が行われる。コンセプトは、「ノーマライゼーション(障がいの有無によらず平等に生活する意)という言葉のいらないまちへ」。PVに合わせて、東京からの1泊2日のツアーも組まれており、手足に障がいを持った人向けの「アンプティサッカー」や視覚障がい者向けの「ブラインドサッカー」の体験会も開かれる。(オルタナS編集長=池田 真隆)

ともに復興へ歩む陸前高田とコロンビア

陸前高田市は東日本大震災で、コロンビアは内戦により、甚大な被害を受けた。W杯では勝敗を競い合うが、ともに復興へ取り組む地域どうし、サッカーでつながる。特別ゲストとして、駐日コロンビア大使館領事、陸前高田市長も参加予定だ。元サッカー日本代表 北澤豪氏が内戦から復興へ進むコロンビアを視察した映像も上映する。

主催団体は、陸前高田パブリックビューイング実行員会(特定非営利活動法人SETなどで構成)。共催に陸前高田市が、後援には、独立行政法人国際協力機構などが付いた。パブリックビューイングの機材などは、ソニーグループなどが提供。来場者特典として、イベント限定ロゴ入りのサッカー日本代表レプリカユニフォームが配布される。

会場は、「アバッセたかた」(岩手県陸前高田市高田町館の沖1番地)。定員は450人で、参加費は500円。東京からの宿泊ツアーの定員は44人。参加費は社会人28000円、学生26000円。申込締め切りは6月4日。

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